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天保山のサントリーミュージアムで開催されてる

レゾナンス 共鳴 人と響きあうアート」を観てきました。

サントリーミュージアムは今年一杯で閉館します。
開館当時から、よく行ってた美術館です。
大阪ではアートが育たない。ホンマにおなかが膨れないものには反応しないんかな?ってほど、
数々の美術館が開館し、閉館していきました。

天保山現代美術館なんて、引越ししてから、潰れたし、
良い箱やったのにな、、、



さて、今回のレゾナンス。
あいたたた、、、、な個人的に嫌いなものもありますが、バランスのいい作品が多く、
ボリュームもあって、満足です。

サントリーミュージアムのサイトに載ってる作品で、
小谷元彦さんの「SP4 the specter ー What wonders around in every mind ー 」
馬に人が乗ってる作品は、夜観たら怖いやろね、、、こんなんが闇の中から走ってきたら、、、
って考えると凄みのある作品です。サイトでは白い部屋で展示してる写真が載ってますが、
今回は真っ暗な部屋に展示してるので、怖いです。

5階の会場内に流れる歌声がどこからなのか?って思ってたら
ジャネット・カーディフ氏の「40声のモルテット」でした。
海が見える展望ギャラリーに40ものスピーカーを楕円形に並べ、それぞれ違う人の歌声が聞こえる。
大まかに5つのスピーカーが一つのグループ、それが8組みです。
前から聞こえてたと思ったら、対位的に後ろから聞こえてきて、全体の合唱が美しく響いてきます。
一つ一つ、スピーカーの前で「これはどんな人かな?」と聞き耳立てるのも面白いです。
一つのスピーカーから一人の歌声とあったのですが、
5個のまとまりの一番右側からは、二人の少女の声が聞こえる気がしました。
一人の人が2回以上歌ってるのを編集したのかもしれませんが、アタックが微妙にずれます。
録音時の残響なのかな?

そしてこの展示物は、海がみえるので夕日が沈む頃に行くとまた趣が違うんだろなと思いました。


金氏徹平さんの「 teen age fan club 」シリーズ
日本的なフィギアをつかった作品です。単純に面白く、意外にお金がかかってる作品です。
樹脂で出来てるのか、砂糖菓子なのか、一瞬戸惑います。
ポップでキッチュな作品が楽しいです。


ヴォルフガング・ライプ氏の「ミルクストーン」
大理石で出来た四角い容器にミルクが満たしてあります。
たっぷりと表面張力さしています。
ああいうのを見ると、「プーーーーーーーーーーーー」って強く息を吹きかけたくなります。
大変キケン、作品を壊してしまうかも、という葛藤が!
この日は、やってはいけないって気持ちが勝ちましたが、もしもやってみよう!の気持ちが勝ったらどうしよう、、、、


順番が入れ替わりましたが、
小泉明郎さんの「若き侍の肖像」はすごかった。
特攻隊を演じる役者に、昔の侍魂をいかに表現するか、とことん追い込む過程の作品です。
見る側の立場で、役者に感情移入したり、監督側に立ったり、役者の親の気持ちになったり、
芝居の中の親の気持ちになったり、
この役者さんぶっ倒れるんじゃないか?と思うぐらい精神的に追い詰められてます。
そして監督も最後には芝居内の親のセリフを挟んでいきます。
そうなるともう役者のボルテージが、侍に憑依されてるように観えるんです。
凄みのある作品でした。


他にも、え?こんなところにも作品が?ってサプライズもあったりして、
全部書くと、楽しくないからね。
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連休にいかがでしょう?




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